自動車=消耗品か?
 まだ気が早いのですが、5月には恒例の自動車税という納税通知が届きます。クルマに興味のない方にはすみません。自分はクルマが趣味でもあるので足用のジープと40年前のボロなクラシックカーを持っています。自動車税は排気量によって額が変わりますが、昔よりだいぶ値上がりしたと感じます。

 この税制で頭にくることがあります。40年前の私のクルマは日本で登録してからすでに19年にもなるお爺さんです。
 ここ日本の制度では登録から13年以降経過したクルマには「10%から20%の増税」というおかしな決まりがあるんです。自分の場合3000cc以下に該当するので、通常の51000円が56100円(2015)さらに61200円(2016〜)も支払うことになります。つまり、古い車はやめてエコカーという新車に買い替えなさいということなのだろうと思います。何故、古い車は邪魔者扱いなのですか?
良い物を長く使う事こそ「エコ」じゃないのでしょうか。
以下は日本自動車連盟(JAF)の資料です。
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 以下他のブログからの引用です。

>そしてもう1つ、自動車を単なる道具以上の存在として愛する全ての人間にとって残念な税制改悪、じゃなくて改正は、新車登録から11年〜13年が経過したクルマの重量税を現状よりも0.5トンあたり900円、13年〜18年のクルマは1,000円、増税するというもの。さらに「朝日新聞DIGITAL」によれば、自動車税も新車登録から13年以上が過ぎたクルマの場合、現在の10%増しから20%増しにする仕組みを、2016年度から取れ入れるという。(追記:12日に発表された「平成26年度税制改正大綱」では若干変更になりました)

この通りになれば、例えばFD型マツダ RX-7の最終モデルを大事に持っている人なら、2016年には自動車税が現在の3万9,500円から4万7,400円へ、重量税は車検時に2年分で2万4,600円から3万6,000円へ、納めなければならない税金の額が増えることになる。
 旧いクルマはどんどんスクラップにするか、あるいは廃車にして"置物"にしろ、ということか。旧車が文化遺産として認められ、免税などの優遇措置がある他の自動車先進国とはえらい違いである。
 スポーツカーやクラシックカーは兎も角としても、普通にアシとして1台のクルマに長く乗られている方だって多いだろう。
 環境に優しい新型車に乗り換えるのは結構なことではあるが、例えばJC08モード燃費8.9km/リッターに過ぎない「アルファード 350G」に適用される「エコカー減税50%」を、15年間「カリーナ」(1.8Siの5MT車なら10・15モード燃費18km/リッター)に乗り続けている人が納めた重量税の増額分で補うという仕組みは、どう考えてもおかしいのではないだろうか...?<


もう一つ別なブログから引用

>補足なんですがこの黒いナンバープレートにも深い意味がありましてイギリスでは1973年以前に生産された車にはすべて歴史的財産としての価値を陸運局が与えてくれる素晴らしい制度がありますねん。
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 簡単に言うと所有者に黒いナンバープレートを制作する権利が与えられます。でその黒プレートが付いてる車にはもろもろの税金が全て免除されるシステムになるというワケです。なのでクラシックカーの維持にかかる負担が非常に少なくなります。イギリスをはじめドイツやスイスなどの政府/陸運局は旧車の延命、保管に非常に積極的なので老夫婦がクラシックカーを颯爽とドライブする光景がヨーロッパでは頻繁に見れるわけでおます。日本にはこんな制度あるのかな?あったらいいけど。<


同じような古いクルマに対する優遇税制は、ドイツ・フランス・スイス他ヨーロッパでは当たり前の事のようです。残念ながら日本は全く逆の事をしています。ちなみに、ミシュランというタイヤメーカーは、古い車が当時履いていた各種のタイヤを不定期に復刻生産・販売しています。

 というように残念ながら日本ではクルマに「文化的価値」を見出していない、単なる消耗品の道具として捉えているのがよくわかります。悲しいことに日本では永久にこのままでしょうね。
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by tak-dc | 2015-03-17 20:03
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