診療していてつくづく思うのは「失ったものは何と大きいか!できるなら時間を戻したい」です。
誰しも10代の時には28本健康な歯があったわけです。しかし健康な時にはその大切さには気づきません。それは歯に限らないことですが・・・。やがて50代、60代になってそれまでのツケのように歯を失い、膨大な時間と労力、費用をかけて修復をしたとしても決して生えてきた時の歯には戻りません。その時に後悔しても残念ながら手遅れです。天然の歯にはどうやったって敵いません、お手上げです。
ですから今苦しんで悩んでいる患者さんがその頃に戻れたなら、きっとこの次は歯を大事に、カリエスフリーを実行すると思うのです。バカな考えですが・・・。