なんとこの国では、刑事事件で起訴された場合、有罪になる確率は99%だそうです。
そんなことがあり得るのでしょうか?
検察・裁判官はいつも100%正しいのでしょうか?
事件があると朝日、毎日、読売、サンケイなどの大新聞はじめ、系列のテレビおよび国営のNHKなどのマスコミは検察のリーク情報をもとに、検察が描いたストーリーに沿って報道し、世論を誘導します。(それも最近特に思うのは、恣意的に読者・視聴者を誘導するような記事の書き方が目立ちます。「きっこ」さんも書いていますが・・・)
検察が捜査した以上、必ず結果を出さないとならない組織であることを元東京地検OBの郷原さんが書かれた「検察の正義」に明快に記載されています。
最近の「週刊朝日」は朝日新聞とは正反対の姿勢で検察を批判してきています。
昨年の記事ですが、真実だと思います。
http://uonome.jp/feature/topic/259
幸いなことに今はインターネットのおかげで、誰でも公にモノが言える(中国は別らしいですが)時代です。自分から情報を欲すれば入手可能な世の中です。
真実は当事者しか分からないことで知り様がないことは仕方がないと思います。
ただ、誰かの思惑によって白を黒とする様なことは少なくとも先進国では決してあってはならないと思います。それにしても自民党の与謝野はバカだ。
私たちははマスコミ報道を鵜呑みにしてはならないと思います。
以下の「足利事件」だって当時のマスコミは「犯人」と断定していたのですから。
実際はこうです。「フライデー」記事より・・・
http://www.watv.ne.jp/~askgjkn/fri.htm
こちらは当時の新聞報道です。
http://d.hatena.ne.jp/NORMAN/20090607/1244367268
以下、本日2010/2/12 excite news「毎日新聞」よりの引用です。
◇菅家さん意見陳述
再審公判の最後にあたって、裁判所にお願いしたいことがあります。それは、なぜ何もやっていないのに私が犯人にさせられ、17年半も自由を奪われたのか。その原因をきちんと説明してほしいということです。そして、こうなった責任は誰にあるのかも、きちんと説明してほしいということです。
森川(大司・元)検事と福島(弘文)科警研所長は、私に謝りませんでした。それは納得できません。裁判所にはどうしても私に謝ってほしいと思います。
私が間違って犯人とされたため、真実ちゃんを殺した犯人はいまだに逮捕されていません。本田鑑定が犯人のDNA型を明らかにしたのに、検察官はまるで犯人を逃がすようなことをしています。そのようなことは絶対に許されないと思います。
自由を奪われた17年半は、本当につらくて苦しい毎日でした。私と同じように冤罪で苦しむ人が今後二度と出てほしくはありません。そのためにも足利事件の真実を明らかにしてほしいと思います。裁判官、どうか、私の17年半を無駄にしないような判決をお願いします。