大事なお話・根管治療
きわめてベーシックで重要な話です。皆さんは歯の神経をとったことがありますか?骨には骨髄があるように、歯の中には歯髄といって神経や血管が入っています。むし歯が大きくなるとこの歯髄の近くにまで細菌が侵入して行くために、歯髄の血液が充血して内圧が高まり痛みが出る訳です。この場合自然治癒はほとんど期待できないので、麻酔をして歯髄を取る治療をします。歯髄を取った歯は血液からカルシウムやリンなどの必要な栄養分の供給を受けられないので次第に強度が弱くなってしまいます。歯が割れてしまうのを防ぐために、神経を取った歯は冠を被せて保護します。
 ここまで来ると何で被せたら良いか、保険の金属かセラミックかということになるのですが、最も大切な事は「神経を取った歯の(根の)治療をきちんとやっているか」神経を取った後の根の中にしっかりと充填剤が入っているかどうかです。これがいいかげんだと根の中に細菌がたまり、根の先に膿がたまって治療のやり直しになってしまいます。いわばビルの基礎工事にあたりますね。この治療は患者さんにはまったく分からない部分ですが、レントゲンを見ればすぐにわかります。良心的な治療かどうかがすぐにわかる部分です。回数がかかってすぐに結果が見えない治療ですがどうかこの治療の大切さを理解してください。あまりにも適当に充填してある歯が多いと思います。
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by tak-dc | 2006-10-16 21:44 | 診療日誌
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